ピコ ペ・ド・モンテ リゼルヴァ 2021
アデガ・ド・ヴルカォン / Adega do Vulcao
¥10,780 (税込)
在庫2個
タイプ | |
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ヴィンテージ | 2021 |
産地 | ポルトガル > アソーレス諸島(ピコ島) |
生産者 | アデガ・ド・ヴルカォン / Adega do Vulcao |
品種 | アリント・ドシュ・アソーレス主体、ヴェルデーリョ、テランテシュ・ド・ピコ |
土壌属 | |
土壌 | 火山性、冷えた溶岩 |
度数 | 13.5 |
容量 | 750 |
溶岩裂に這う古木が醸し出す妙味 ピコ島のクリアサォン・ヴェーリャ地区の畑、岩場の裂け目に植樹された樹齢70~80年の古木。この畑は特に収量が非常に低い。バスケットプレスを用いて圧搾し、発酵前にマセレーションし、卵型コンクリートタンクで温度を調整しながら発酵させ、そのまま熟成。品種はアリント・ドシュ・アソーレス主体、ヴェルデーリョ、テランテシュ・ド・ピコ。
【生産者情報】 アデガ・ド・ヴルカォンは、アソーレス諸島に魅せられたフィレンツェ出身のジャンニ・マンカッソーラと、その妻ツィンツィア・カイアッツォが始めたプロジェクト。2008年にバカンスで訪れたファイアル島は、濃紺の海に囲まれた島の至る所にアジサイの青い花が咲き乱れ、夫妻はその美しさに魅了され、残りの人生をそこで過ごすことに決めた。一方で、数百年ブドウ栽培が続いた土地が、1957年の海中噴火で1年以上降り注いだ大量の砂と灰が土地を覆って以来、ずっと放置されていることに心を痛めた。が、その実、砂と灰の織り成す印象的な波状の地層は独特のミネラルを含み、水はけも良く、素晴らしいワインが出来るはず。なのに何もしないのはあまりに惜しいと考え、夫妻はブドウ畑の復興に残りの人生をささげることにした。2008年に植樹を始め、品質の良いブドウが取れるようになるまで9年間待ち、2017年から醸造を開始。現在ピコ島とファイアル島の2島に、合計14haの畑を所有している。
世界各地で醸造コンサルタントとして活動するイタリアの名エノロゴ、アルベルト・アントニーニ氏のディレクションのもと、家族2世代で生産に取り組む。醸造はピコ島のセラーで行うが、生産工程全体を通して出来るだけ介入しない、ナチュラルな方法を用いることで、「生まれる土地の真の姿を表現するワイン」を造ることを目指している。