在庫10個
タイプ | |
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ヴィンテージ | 2022 |
産地 | イタリア > プーリア |
生産者 | サン・ルッジエーロ / San Ruggiero |
品種 | トレッビアーノ100% |
土壌属 | |
土壌 | 石灰岩主体の粘土とのミックス土壌 |
栽培方法 | 有機栽培 |
度数 | 13 |
容量 | 750 |
アジェーレとはラテン語の動詞で「実行する」「行動する」「実現」するといった意味。オリーブの畑と交換して得た樹齢40年のトレッビアーノで何を造るか決め兼ねていたが、長期のマセラシオンで素晴らしい出来のワインが生まれた事からこの名前が付けられた。
これほど凝縮した旨みとフルーティーさが両立したオレンジは無い!! グラスに注いだ瞬間に香るアンズ、ビワといった和のフルーツ! 約1キロ先に元石灰岩の採掘場があるほどで、畑の土壌から5メートル下は石灰岩の岩盤。海から4kmほどで海がもたらす海風の影響でヨードのような風味も備わっている!
【生産者情報】 本職は放射線科医師である一方、祖父の代から続く農園を2012年に引き継ぎ、ぶどうとオリーブ栽培、そしてワイン造りに情熱を注いでいるルッジエーロ氏。 医師という立場柄、嫌でも病気が見えてしまう、場合によりそれを患者さんに伝えなければならない現実の辛さを樹齢60年超えのぶどうが和らげてくれるという。
彼の畑があるのは、ローマ時代からの港町、今でもリゾートとして有名がバルレッタ。 でも海にはほとんど行かず休暇は全て畑で過ごす。
生家は決して裕福ではなく、勉強のかたわら14歳から医学部を卒業するまで学資を得るため夏休みを利用して畑仕事を続けた。 おかげで農業の知識は十分にあり、生化学、生物学などの基礎知識がぶどう造り・ワイン造りに大いに役に立っている。
また、チェファリッキオの元醸造家パスクワーレ・パストーレ氏をエノロゴに迎えたことも大きかった!
土地のぶどうの味を変えることなく、そのままワインにしたいというルッジエーロの考えと醸造家の考えは完全に一致し、無農薬栽培、自然酵母発酵、ワインの無調整は言うまでもなく守られている!
ワイン造りに本格参入したのは、ミシュラン一つ星シェフに後押しされたから!
おじいさんが造っていたワインを馬車で運搬していた頃から一緒に過ごし、 子供の頃に嗅いだ樽のワイン香が忘れられないとのこと。
当時のプーリアのワインといえば高いアルコールと強いタンニンを隠すことなく、 もっぱら北イタリアやフランスにバルク売りされていた時代。 その時の記憶を忘れることなく、土地の品種で土地の味を持ったワインをもう一度造りたいと考えていた!
そのころ、自分用に作っていたモスカートを友人に分けていた。 その中には地元の名店ミシュランの星付きレストラン、「バッコ」のオーナーシェフ、フランコ・リカーティも。その彼から「地元のモスカートのうまさが出ているワインを本格的に造ったらいい、お前なら出来る」と、ワイナリーを立ち上げる前から有名シェフがお墨付きを与えるほどのレベルだったのだ!