在庫3個
短いマセレーション、600Lの木製樽とアンフォラで熟成。
【生産者情報】 アクセルは青年期の大半の情熱を自転車に注ぎ、12年間の本格的な競技人生を送ってきた。プロとしてヨーロッパ中のグランツールへの出場の経験も多数ある。と同時に彼の人生で常に重要な位置をしめていたのは、美食と良質なワインであった。自転車競技を引退した折にワイン造りへと向かったのは、彼にとってごく自然な成り行きだった。ワイン造りへと本格的に意識が向かっていったのは、2019年のこと。レース中に大きな転倒事故に遭い、長い入院生活がきっかけで、ブドウ栽培と醸造の通信授業を受ける。アクセルの生まれはヴァランスだが、競技チームはサヴォワが本拠地だったことから、サヴォワをワイン造りの地として選び、退院後、サヴォワのワイナリーで研修。同ワイナリーで研修終了後も従業員として働きながら、自身のワイン造りを進めている。アクセル本人は白ワイン好きで、赤ワインも軽やかなスタイルを目指すが、色は薄くても味の構成が整ったワインを造りたい、と話す。アルコール度数も白赤ともに11%前後と、近年のワインとしては非常に低い。といっても、青みや未熟感がつよいわけではない、滑るようなテクスチャーと飲み心地。