在庫4個
タイプ | |
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ヴィンテージ | 2018 |
産地 | イタリア > ヴェネト |
生産者 | ラルコ / L’Arco |
品種 | カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、コルヴィーナ、ロン ディネッラ、モリナーラ |
土壌属 | |
土壌 | 粘土石灰質 |
度数 | 16 |
容量 | 750 |
フランス系のブドウには短いアパッシメントをかけ、若干凝縮をさせ、ステンレスタンクで醗酵大樽で醗酵中に、同VTのアマローネとブレンドし、合計24ヵ月以上大樽で熟成させる。 伝統品種と国際品種をブレンド。ルーカの師匠であるジュゼッペ・クインタレッリもヴァルポリチェッラでのフランス系品種に可能性を感じ、ワイン造りをしていた。早熟のフランス系品種も短いアパッシメント(陰干し)をしている。イタリア系品種だけのパリオに比べ、明るさはないが、優美な骨格を備え、甘みを感じさせつつもスリムでドライな印象がある。
【生産者情報】 ワイナリーの名前は、『ユピテルの拱門(きょうもん)』と呼ばれる石でできた門に由来する。この石造りの門の起源は 16~17 世紀にまでさかのぼり、ネグラール村を見下ろす丘陵に沿ってそびえるヴェローナ周辺にある7つの拱門のひとつである。醸造家ルーカ・フェドリーゴにとってこの拱門は、過去の記憶を呼び起こさせるものであり、その記憶こそルーカがワインの中に表現したいと願うものだ。 ルーカ・フェドリーゴの家は農家としてブドウと桃を栽培していた。ルーカが 14 歳になったときに、フェドリーゴ家がブドウ栽培農家としてブドウを供給していたジュゼッペ・クインタレッリの元で働き始める。丁稚奉公のようなものだったのだろうか、ジュゼッペという職人の元で大きな経験を得、自身の家のブドウから 1998 年に初のアマローネを醸造した。2000 年にはセラー建設し、クインタレッリでの勤務と同時並行で、2001 年から本格的に自社での生産、元詰めを開始。過去を尊重した積極的かつ礎のしっかりとしたワイナリーである。ヴァルポリチェッラのワインが受け継いできた伝統をそのままに継承しながら、ヴァルポリチェッラらしいワインを生み出すことに細心の注意を払っている。バイオロジック栽培や、ナチュラルワインといったキーワードよりも、自他ともに伝統主義者と認めた師ジュゼッペ・クインタレッリに学んだ事を、忠実に実践している。